「ハイブリッド型MICE」で需要喚起、アフターコロナの誘客へ-福岡市経済観光文化局観光コンベンション部長 中村義治氏

地域の特性を活かし「都市型ワーケーション」を推進
オンラインとリアル、双方への支援で観光産業の回復を目指す

空港から都心までのアクセスも良好で、数多くの学会や国際会議が開催されてきた福岡市。コロナ禍を受け需要が大幅に落ち込むなか、同市ではオンラインとリアルを併用したハイブリッド型MICEの誘致を進めている。福岡市経済観光文化局で観光コンベンション部長を務める中村義治氏に話を聞いた。-はじめにご自身のご紹介と、観光コンベンション部の役割について教えてください。中村義治氏(以下敬称略) 私は1994年に入庁し、環境局エネルギー政策課長、経済観光文化局企業誘致課長、環境局循環型社会推進部長などを経て2021年に...