アジア系トラベルテック企業から見るポストコロナ訪日マーケットの展望(前編)

日本は最も人気のある旅行先、パンデミック終息後の需要回復に期待

新型コロナウィルス感染症(COVID-19、コロナ)の世界的感染拡大が始まってから1年が経とうとしている今、アジア系トラベルテック企業から訪日旅行マーケットに熱い視線が送られている。インドネシア最大手のオンライン旅行代理店(OTA)tiket.comのインターナショナルビジネス統括部長サラ・エローザ氏と、中国の旅行・ホスピタリティITソリューション企業Shiji Groupのマネージングディレクター、アンソン・ラウ氏に、ポストコロナの海外旅行需要の展望と訪日マーケットへの意欲と戦略を聞いた。両社は「...