米国駐在17年、米田社長に聞くKNT-CTの未来-業界誌初の単独インタビュー
地域分社化は「大正解」、異業種との協業や本業以外も模索
店舗は「対話型」へ、IT化は「悲観してない」
昨年の6月、新たなKNT-CTホールディングス(KNT-CT)の代表取締役社長に元近鉄グループホールディングス取締役常務執行役員の米田昭正氏が就任した。米田氏は1982年に当時の近畿日本鉄道に入社し、駅係員や車掌、駅の助役などを務めたのち、プロ野球の近鉄バファローズの球団経営に従事。その後は米国法人のアメリカ近鉄興業でホテル経営に携わり、延べ17年近く米国に駐在するなど、ホスピタリティ産業において多彩な経歴を持つ。KNT-CTは2018年に3ヶ年の中期経営計画を発表し、地域密着型の事業展開へと方針を...