スクート比留間氏、日本の海旅「まだまだ伸びる」-LCCも成熟へ

まずは認知度向上を最優先、足場固めへ
関空/ホノルル線の再開にも意欲

今年の5月9日、スクート(TR)とノックスクート(XW)の新たな日本支社長に、エバー航空(BR)やエアアジア・ジャパン(DJ)で営業責任者を務めた比留間盛夫氏が就任した。シンガポール航空(SQ)グループのLCCとして、激しい競争が続くアジアの空で成長を続けるTRとXWだが、今後は日本市場でどのようにビジネスを展開するのか。比留間氏に日本支社長としての抱負に加えて、日本路線の現況や課題などを聞いた。-まずはこれまでの経歴を教えてください比留間盛夫氏(以下敬称略) 1980年生まれで、2005年に運輸会...