タイ国際航空、「最重要収益源」の日本で貫く攻めの路線増強

LCCの猛追には「価格差以上の魅力」で勝負
仙台や広島への就航に大きな関心

日泰間における交流人口の拡大を追い風に、成田や関空にとどまらず新千歳、中部、福岡線でも積極的な増便や機材の大型化などに取り組むタイ国際航空(TG)。来年で就航60周年を迎える日本路線は、今やTGにおいて最も大きな収益を産み出す虎の子と言える存在だが、LCCの参入も続くなか、今後はどのような展開を見せるのか。羽田線の増便や地方路線の開設にも意欲を隠さない日本・アメリカ地区総支配人のアーヌパープ・キッティクン氏に、日本市場における現況や今後の展開について聞いた。-まずは、2017年12月に日本地区の総支...