クルーズ振興へ、拠点の計画募集-港と船社から共同提案
国土交通省港湾局はこのほど、「官民連携による国際クルーズ拠点形成計画書(目論見)」の募集を開始した。これは、今年3月に取りまとめられた「明日の日本を支える観光ビジョン」で「訪日クルーズ旅客数を2020年に500万人」とする目標が掲げられたことを受けたもので、特定の港に投資し拠点化しようとするクルーズ船社と港湾管理者に対して共同計画書の提出を求めるもの。拠点化に際しては、CIQを含む旅客施設や商業施設などの整備が必要。このため計画には、配船を想定する客船のトン数や寄港予定回数を前提として、導き出される...