ジカ熱に注意 厚労省が呼びかけ

厚生労働省は、中南米で流行しているジカウイルス感染症(ジカ熱)への注意を促している。8月にブラジル・リオデジャネイロ五輪が開かれることで南米への渡航者が増えることが予想されており、渡航者やその周辺の人へジカ熱への正しい理解を求めている。同省によると、ジカ熱は蚊を介して感染する。軽度の発熱や発疹、結膜炎、頭痛の症状が、蚊に刺されてから2-12日後に出るとされる。感染しても約8割が発症せず、発症しても気付きにくいと言われるが、妊婦の感染はお腹の赤ちゃんに影響が出ることで知られ、より注意が必要だ。蚊の活動...