東京第1種の海外移住旅行社が破産、ブラジル旅行老舗
東京商工リサーチ(TSR)によると、東京都の第1種旅行業者の海外移住旅行社が4月26日、東京地方裁判所から破産開始決定を受けた。負債総額は調査中。1885年に創業した海外興業を前身とする、ブラジル旅行やサッカー留学などを強みとする老舗旅行会社だった。海外興業はブラジルなどへの海外移住を扱う旅行業者として設立し、各種手続きの代行業務を手がけた。その後、両国間の移住協定の締結に伴い同社は閉鎖し、1958年10月に海外移住旅行社が事業を引き継ぐ形で設立。査証申請代行業務のほか、近年はブラジルを中心に南米へ...