MSCクルーズが初の日本寄港、上海起点でアジア拡大
MSCクルーズの客船「MSCリリカ」(6万5591トン、乗客定員最大2679名)が4月29日、博多港に寄港した。同社の客船が日本に寄港するのはこれが初めて。寄港中の船内で開催した記念式典で、MSCクルーズ日本支社長のオリビエロ・モレリ氏は「我々の長年の夢がかなった」と喜びを表した。同社の東アジアへの運航は今回が初めてで、ジェノバから上海までの41日間のロングクルーズの最終寄港地として寄港が実現した。式典では福岡市港湾空港局長の則松和哉氏が、MSCクルーズがアジア進出を検討してきた2008年から博多へ...