"今あるもの"磨きブランド化-小さな山村の挑戦 福井小浜・中名田地区(3)

また、中名田発祥の伝統産業「若狭和紙」の継承のため、和紙を使ったオリジナル卒業証書ツアーも計画。これまで市内小学校を対象に「御食国若狭おばま食文化館」で実施していたが中京・関西の小学校まで対象を拡大する。「山の小浜」売り出す 紙漉き体験をすると、うっすらと校章が透けて見えるというもので、同地区区長会会長で和紙職人の芝三津男さんは「地域の伝統も伝えられますし、子どもたちの思い出になります」。そのほか、300年以上続く市無形文化財「松上げ」の観光交流イベント化や、秘仏めぐりツアー、ウオーキングなど「今あ...