ANTA会員調査、旅行業務従事者が減少、ネット販売が増加
全国旅行業協会(ANTA)は先ごろ、「平成27年度ANTA 会員実態調査集計報告」を公表した。同調査は会員企業の業務の状況や内容などの把握を目的として、正会員の旅行会社を対象に実施しているもの。今年は5382社のうち41.1%となる2214社から回答を得た。その結果、1社あたりの旅行業務に従事する従業員数が減少していることや、手配旅行が旅行売上高の4割強を占める状況、インターネットで旅行商品を販売している会社が前年比で2桁増となっている状況などが明らかになった。資本金が2000万円未満の企業は回答数...