フィンエアーが大規模ファム、モノデスティネーション化推進
日本人はヘルシンキとラップランドに集中
今後は地方送客を強力に推進
フィンエアー(AY)はこのほど、フィンランド政府観光局などの協力のもと、6月に旅行会社を対象とするファムツアー「夏のフィンランド・メガ研修旅行」を開催した。日本からの旅行者の多くが北欧周遊商品で同国を訪れ、首都のヘルシンキと北部のラップランドに集中する傾向が強いなか、各地の魅力を掘り起こしてモノデスティネーションとしての商品造成につなげることがねらい。AYによれば、過去に実施したファムツアーは大きなものでも20名から30名程度の規模だったが、今回のツアーの参加者は60名以上。一行は7つのグループに分...