久保長官、広域観光周遊ルートの形成、交通網の整備が重要に
観光庁長官の久保成人氏は9月17日の定例会見で、2015年度の概算要求のうち新規事業の「広域観光周遊ルート形成促進事業」に関して、観光地間の移動の利便性向上をはかる方針を示した。久保氏は、各地方の魅力は発信されているが「そこまでの交通手段がわからないケースが多い」と指摘。「(ルートが)広域になればなるほど交通網は重要化する」と話し、訪日外客が利用しやすいように情報を発信するとともに、観光地間を結ぶ交通網の整備への支援策を検討していくとした。ルート形成については、国が主体で設定するのではなく、各地域の...