JAL植木社長、国際線は「身の丈にあった成長」、ANA急拡大も

  • 2014年6月9日

日本航空(JL)代表取締役社長の植木義晴氏は6月9日の定例会見で、全日空(NH)の国際線座席供給量が4月に初めてJLを上回ったことについて「我々は質を追っている」と語り、「身の丈にあった成長」が重要であるとの考えを示した。有効座席キロ(ASK)は座席数と運航距離をかけたもので、事業規模を測ることが可能。4月の国際線ASKは、NHが羽田空港で大きく路線網を拡充したことで、JLの38.4億キロメートルに対して、NHが40.5億キロメートルとなり逆転した。これについての受け止めを聞かれた植木氏は、「破綻以...