隣国との交流深化(2) 15年には1千万人往来へ

9月27日、奈良市の奈良県新公会堂に日韓の観光関係者が約100人集まった。2国間の交流人口700万人に向けた一歩をしるす「第1回日韓地方観光交流サミット」だ。日本側は観光庁の篠原康弘審議官や荒井正吾・奈良県知事、韓国側は文化体育観光部の慎庸彦局長らが出席。両者とも地方レベルでの交流を深めていくことで認識が一致した。奈良市で日韓地方交流サミットサミットでは日本政府観光局(JNTO)の加藤隆司理事が講演し、韓国の旅行市場について話した。加藤さんは「個人FIT化が進み、スキーやゴルフ、アウトドアなど10年...