全日空の「バニラ・エア」、国際線中心、旅行会社も重視

エアアジア・ジャパン(JW)は、10月の運航停止後に全日空(NH)の100%子会社の“バニラ・エア”として再出発する。路線計画などは9月下旬の発表を予定しているが、8月20日に開催したブランド発表会では、幅広い客層をターゲットとして成田を拠点にレジャー、リゾート路線に特化し国際線に注力していく方針を表明。当面はエアバスA320型機で就航可能な短距離路線に就航するが、将来的には中距離、長距離路線もNHのマルチブランド戦略の中で検討していくという。JW代表取締役社長の石井知祥氏は発表会とその後の個別取材...