4月の旅行業倒産は7件、領土問題影響か-TSR調査

東京商工リサーチ(TSR)によると、2013年4月の旅行業倒産件数は7件で、負債総額は9億200万円となった。昨年の0件からの大幅な増加についてTSRでは、円高などによる海外旅行需要の好調さの中で、大手と中小零細企業の間で業績格差が広がっていると分析。特に中国、韓国への需要減が経営を圧迫し倒産の増加につながったと見ている。4月の7件のうち、最も負債総額が大きかったのは岡山県の日東トラベルで5億円。震災の影響が払拭された後は業績が回復基調であったものの、中国旅行が中心で北京にも事務所を開設するなどして...