北アフリカ・サヘル地域での安全対策強化を、まずは情報収集
海外邦人安全協会は3月5日、北アフリカと西アフリカなどサハラ砂漠南縁部のサヘル諸国について、最近の情勢と安全対策上の留意点をテーマにセミナーを開催した。参加した一般企業と旅行会社の担当者に対して同協会会長の荒義尚氏は、今年1月のアルジェリア人質事件で「(犯人が)ターゲットから日本人を除外しなかったことが心配。イスラムの親日感が失われつつあるのでは、と悲観的に考えて対応していくほうがよい」と述べ、同地域における安全対策の必要性を改めて強調した。荒氏によると、3ヶ月以上滞在する在留邦人はアフリカ全域で8...