今が千載一遇の好機、LCCと関係構築を-航空経営研究所・牛場氏

公益財団法人日本交通公社(JTBF)が7月24日に開催した第17回海外旅行動向シンポジウム第2部で、パネリストとして登壇した航空経営研究所副所長の牛場春夫氏は、日本にLCCが本格参入する今年を「将来のwin-winな関係を作る千載一遇のチャンス」と述べ、両者の歩み寄りによる関係構築を提案した。牛場氏は日本のLCC参入について、短距離市場で「レガシーキャリアよりも低運賃を出せれば大成功する」と述べ、新規需要は「40%創出する」との予測を提示。一方、LCCのビジネスモデルはBtoCの直販だが、日本市場で...