JATA、高速ツアーバスの安全対策指針策定へ-新制度移行を呼びかけ

  • 2012年5月23日

日本旅行業協会(JATA)は、国土交通省からの高速ツアーバスなどの安全対策強化の要請を受け、国内旅行推進委員会内に設置した貸切バス部会で議論を進めている。安全対策の指針を作成し、6月中を目処に国土交通省に提出したい考えだ。JATA国内旅行業務部部長の興津泰則氏によると、いままでは消費者に対して旅行会社側の安全対策を明記したものがなかった。しかし、ドライバーの交代要員の人数や休憩の実施など、安全対策の実施についてパンフレットに入れ込むなどの案を検討。「お客様が判断できるような指針を考えている」という。...