世紀の天体ショーは和歌山県で 金環日食イベント多彩に催し

国内で25年ぶりに観測可能となる金環日食が5月21日に迫り、観測できる地域では何百年ぶりということもあって注目度が日に日に高まっている。関西で唯一、日食帯の中心線が通る和歌山県南部では当日、観測会はじめ多彩なイベントが設定されており、世紀の天体ショーを盛り上げる。和歌山県で金環日食が観測できるのは、実に282年ぶり。日食帯の中心線は串本町から新宮市までの範囲を通る。6時15分ごろに「食」が始まり、金環日食は7時25-30分の5分間。わずかな時間だけ見られる神秘的な光景をこの目に収めたい。県南部のなか...