観光立国推進基本計画、最終案決定-12年の訪日外客目標、76%がアジア
観光庁は3月26日、交通政策審議会観光分科会を開催し、観光立国推進基本計画の最終案を決定した。冒頭挨拶で、国土交通大臣の前田武志氏は、観光は「人口の減少、高齢化など閉塞感の漂う日本において大きな希望を持つ発展分野」と述べ、「新たな基本計画を柱にし、アジアの成長も取り入れ、これからの日本の新しいフロンティアを築いていきたい」と意気込みを示した。観光立国推進基本計画の最終案では、前回会議での意見やパブリックコメントを踏まえ一部項目で追加をおこなった。国際拠点空港の整備では、空港運営の民間委託を推進する流...