大幅なキャンセルなし、安全の再徹底へ気運高まる-座礁事故後クルーズ販売
総トン数11万4147トン、乗客と乗組員を合わせて4000人もが乗り込む大型クルーズ客船「コスタ・コンコルディア」が1月13日、イタリア中部ジリオ島沖で座礁・横転した。25人以上の死者を出し、今もなお数人が行方不明となっている。原因として船長の操船ミスという可能性が指摘されているが、今回の事故は上り調子だったクルーズ業界にブレーキをかけることも危惧される。本日には、インド洋沖で客船のエンジンルーム火災による航行不能のニュースも飛び込んできた。クルーズに対する安全性への注目が高まるなか、どのような影響...