11年の旅行市場動向、後半の伸び鮮明、PKG利用者も回復
観光庁が取りまとめた主要旅行会社の旅行取扱概況で、2011年通年の推移をまとめた。海外旅行の取扱額は2兆1750億2872万円で0.6%減と前年を割り込んだものの、上半期が5.5%減であったのに対し、下半期は3.5%増とプラス成長。4半期ごとに見ると、3月から5月の第2四半期のみ12.0%減となった以外は、前年を上回っている。3月から5月の落ち込みは震災によるものと考えられ、通年で出国者数が2.1%増の1699万3071人となったことも合わせて、全体的に見れば総じて需要は底堅かったといえる。そもそも...