「スキーを履きましょう」 長野、北海道で100周年

今年は日本にスキーが伝わって100周年の記念の年。オーストリア・ハンガリー帝国のデオドール・エドラー・フォン・レルヒ少佐が1911年1月12日、新潟県高田町(現在の上越市)の金谷山で、軍事教練としてスキーを指導したのが最初とされる。当地には現在も、金谷山スキー場があり、レルヒさんの像が立つ。「Mettez les skis」(スキーを履きましょう)。レルヒさんが、こう発して始まった日本でのスキー普及活動。翌年の1912年には長野県や北海道にもスキーは上陸した。長野県では、高田のスキー講習会から帰県し...