訪日3000万人に必要な座席数調査を、国交省が交通問題検討会
国土交通省が11月11日に開催した「交通の諸問題に関する検討会」の第4回会合で、まちづくりの観点と観光立国の観点から交通行政の改善の可能性が議論された。検討会は社会経済情勢が変化するなか、交通分野の全体的な状況や問題点などを把握し、行政施策などについて幅広く検討するためのもの。11日の会合では、有識者から訪日外国人3000万人を達成するために必要な航空座席数を明確化するべき、内際乗り継ぎを改善すべきといった意見が出された。会合では総合政策局公共交通政策部参事官の石井昌平氏が、観光立国の実現の観点とし...