海外パッケージ、7月以降プラス転換-下期も回復基調、安近短がけん引
日本旅行業協会(JATA)がこのほど取りまとめた大手旅行会社7社の海外募集型企画旅行の取扱実績は、震災後の2ケタ減推移から好転し、7月から9月はいずれの月も前年を上回った。7月は4.5%増、8月は9.0%増、9月は6.2%増となっている。韓国、台湾、香港、ハワイが堅調で、安近短の方面を中心に回復。夏休みのファミリー旅行で人気の、ハワイやミクロネシアなどのビーチ方面も好調だった。10月から12月までの予約状況も全方面で前年を上回っており、熟年層の伸び悩みや欧米で発生しているデモ、ストライキといった懸念...