5月の訪日外客は半減、過去2番目の減少幅に-各国の退避勧告は緩和へ

  • 2011年6月17日

日本政府観光局(JNTO)によると、5月の訪日外客数の推計値は前年比50.4%減の35万8000人であった。東日本大震災発生後から減少幅は徐々に縮まっているものの、前年に比べて約半減。月次ベースでの減少幅を過去50年間の全ての月でみると、2011年4月は62.5%減と過去最大を記録し、2011年5月は50.4%減と2番目、2011年3月は50.3%減と3番目となっている。JNTOでは福島第一原子力発電所の事故が収束せず、各国のメディアで随時こうした状況が報じられており、旅行の前提となる安全、安心に対...