中国南方航空、国際線ネットワーク拡大へ−乗り継ぎ需要強化はかる

  • 2011年4月26日

中国南方航空(CZ)は海外市場の拡大をめざし、国際線の強化をはかる。CZ日本支社長兼東京支店長の呉国翔氏は弊誌のインタビューに応え「この先、生き残っていく会社はLCCと多くのハブ空港を持つネットワークキャリア」であるとし、広州と北京をハブ空港に国際線ネットワークの拡大をはかる方針を示した。呉氏は国際線を強化する理由として、中国国内で新幹線など飛行機以外の交通手段が発達してきていることをあげ、「今後は国際線を最重視して取り組んでいく」とした。現在CZの収益は中国国内線が7割、国際線が3割だが、5年から...