関空と伊丹、経営統合で債務返済、航空需要拡大へ−法案を閣議決定
政府は3月11日、関西国際空港(関空)と大阪国際空港(伊丹)の経営を統合する法案を閣議決定した。統合により、関空の長期債務の返済や、関西の航空輸送需要拡大による国際競争力の強化と関西経済の活性化をはかる。同法案について、関西国際空港代表取締役副社長の竹内剛志氏は「統合すれば(2空港の単純合計によると)年間約24万回の発着、2800万人の旅客数をもつ空港になる。羽田空港に次ぐ日本第2位規模の空港になるのでは」と期待を示した。法案によると、両空港の運営は新たに設立する「新関西国際空港株式会社」が実施。同...