現地レポート:中国・福建省、自然美と異国情緒、茶の香りに漂う旅

  • 2011年2月10日

水墨画の景色と山岳地帯に残る土の楼閣 租界時代のロマンと茶の香る福建省の旅 福建省は、海峡を隔てて台湾と向かい合う中国南東部に広がっている。亜熱帯海洋性モンスーン気候に恵まれ、緑豊かで温暖な地域だ。水墨画を見るような奇岩が続く武夷山から、神秘的な客家文化を象徴する巨大な土楼、そして租界時代のカラフルな歴史を物語る厦門(アモイ)の街並みまで、福建省の魅力は奥が深い。上海を出発点に、福建省の代表的な見どころを2泊3日で旅してみた。福建省はウーロン茶の本場。今回の行程は、やわらかで深みのあるお茶...