海外旅行需要回復が6割超、TSR調査−主要57社対象、LCCには慎重姿勢

東京商工リサーチ(TSR)がこのほど主要な旅行会社57社を対象に実施した調査によると、2010年9月から12月に海外旅行の申込みが前年より「増えた」もしくは「やや増えた」とした旅行会社が全体の6割を超えた。方面別では北米で68.4%、欧州で64.9%、アジアで64.9%。増えた理由として最も多かったのは円高で、北米で35.0%、欧州で31.5%、アジアで21.0%。次いで多かったのは、2009年の反動による増加であった。一方、「減った」または「やや減った」とした回答は北米で15.7%、欧州で21.0...