JATA市場調査、海外旅行の見通し悪化−尖閣問題影響、上昇の方面も
日本旅行業協会(JATA)が11月上旬から中旬にかけて実施した旅行市場動向調査で、現況(2010年10月〜12月)の海外旅行のDI値(※)はマイナス16となった。前期(2010年7月〜9月)はマイナス6で、5期続いた上昇が止まった。3ヶ月後の見通しもマイナス19となり、下落傾向にある。ただし、現況の落ち込みは、尖閣問題で中国がマイナス48(前期:プラス15)に急落した影響が強く、中国以外ではミクロネシアがマイナス26(同:マイナス35)、オセアニアがマイナス41(同:マイナス47)、韓国がプラス14...