観光立国推進基本計画を見直しへ、交政審で議論開始−春頃の閣議決定めざす
観光庁は11月22日、観光立国推進本部と交通政策審議会(交政審)観光分科会を開催し、観光立国推進基本計画の見直しに着手した。基本計画は、観光立国の実現に関する施策の総合的かつ計画的な推進をはかるためのもので、2006年12月に制定された観光立国推進基本法で策定が定められている。現在の計画は2007年6月に閣議決定され、5年間を対象としているが、2010年6月頃をめどに情勢の変化をふまえて見直すことが明記されていた。新計画は、国土交通大臣の馬淵澄夫氏が交政審観光分科会に変更案の議論を諮問。政府を挙げて...