JTB志賀常務、経営戦略にとってITは「最重要」、交流文化産業の基礎に
ジェイティービー(JTB)常務取締役の志賀典人氏は10月19日、日経BP主催の「ITpro EXPO 2010」の基調講演で登壇し、「ITは経営戦略上、最も重要なもの」との認識を示した。JTBは、消費者のニーズの変化やウェブ販売の増加など業界の環境が変化する中で、総合旅行産業から交流文化産業への変化を目標としているが、ITをその基礎とする。志賀氏は「旅行業の本質はインフラとしての旅行情報の提供と予約決済の機能にある」としつつ、現在はこうした機能の社会的有用性が、グローバル化やITの進化によって相対的...