日本政府観光局（JNTO）は先ごろ、「JNTO国際観光白書2010」を発行した。世界の観光動向や訪日旅行の主要15市場の経済・社会状況や外国旅行の動向を解説するほか、JNTOの事業活動の報告書としての役割もある。これによると、2009年の世界の国際観光客数は前年比4.2％減の8億8047万人で6年ぶりに減少。国別の1位はフランスで7420万人。日本は679万人で33位となり、前年よりも5位下がった。国際観光収入が最も多かったのはアメリカで939億米ドル。日本は103億米ドルで23位だが、前年よりも5...