羽田特集:大交流時代へ−成長戦略から見る首都圏空港の将来像
- 2010年10月5日
10月21日に第4滑走路の供用が開始され、本格的な24時間国際空港としての第一歩を踏み出す羽田空港。まず第一弾として昼間時間帯3万回、深夜早朝時間帯3万回の計6万回の発着枠が国際線に割りあてられた。昼間時間帯はアジア近距離のビジネス路線、深夜早朝時間帯は欧米を含む主要都市路線への配分が決まっている。定期チャーター便という位置づけだったソウル(金浦)、上海(虹橋)、北京、香港の各便も完全定期便化。「羽田=国内拠点空港」「成田=国際拠点空港」と役割分担を明確化してきた航空政策が、実質的に大きな転換点を迎...