取材ノート:バブル後世代の攻略は日常生活の延長−海外旅行動向シンポ(2)
財団法人日本交通公社(JTBF)が先ごろ開催した「海外旅行動向シンポジウム」で、ゲスト講師のひとりとして登壇したのは、ジェイ・エム・アール生活総合研究所の松田久一氏。日本人の消費行動を7つの世代論から分析するマーケティングを得意とし、1979年から1983年生まれ(現在の27歳〜31歳)を「バブル後世代」と位置づけ、その消費行動に焦点をあてた「『嫌消費』世代の研究」などの著書がある。著書のなかで松田氏は、バブル後世代の関心が薄い商品を「3K」として、車、家電とともに「海外旅行」をあげている。シンポジ...