09年度は旅行会社の7割が減収、中堅は増収多く−帝国データバンク調査

帝国データバンク(TDB)がこのほど明らかにした旅行会社の経営実態調査によると、2009年度に減収となった旅行会社は約7割を占めた。景気低迷による消費者の節約志向から、「安・近・短」のデスティネーションを選ぶ傾向が多く見られた。一方で、ヨーロッパなど長距離方面が減少し、旅行単価が下落したことで減収となった企業が増えたようだ。同調査は、2010年6月末時点の企業概要データベースから、09年度の収入高50億円以上の旅行会社を選び調査、分析したもの。また、主要125社の09年度収入高(売上高)総額は前年比...