2月の国際線需要は1割増−IATA調査、数ヶ月で経済危機前の水準まで回復
国際航空運送協会(IATA)によると、2010年2月の国際線の旅客需要は前年比9.5%増となった。世界的な経済危機が始まる前の水準と比較するとあと1.4%の増加が必要といい、IATA事務総長兼CEOのジョバーニ・ビジニャーニ氏は「2、3ヶ月のうちに経済危機前の水準に戻すだろう」と予測。その上で、失われた2年間分の成長を取り戻すことが今後の課題とした。地域別の需要では、アジア太平洋地域が13.5%増と大きく拡大。一方、欧州は4.3%増、北米は4.4%増など小幅な回復に留まった。また、最も伸び率が高かっ...