阪急・生井次期社長、すべては「お客様目線」−海外主催旅行送客1位めざす
4月1日付けで阪急交通社代表取締役社長に就任する生井一郎氏は本誌インタビューに対して、「お客様の支持率ナンバーワンをめざし、『お客様第一』の姿勢をより強くしたい」と考えを語った。2002年、旅行事業本部長に就任してから価格競争から価値競争への移行を進めてきた生井氏は、価値とはお客様の目線で判断されるもので、旅行商品であれば「品質と安全」と断言。価値競争への移行の達成度は8割ほどといい、「今後2年から3年は完成に向かう年」との位置づけ。経営目標としては、海外旅行の送客数で1位をめざすものの、消費者の満...