「障がい者旅行」の需要に対応−医療サービス会社がセミナー開催

  • 2010年3月12日

海外旅行の医療サービスを手がけるオブベース・メディカ(OBM)は先ごろ、旅行業界向けに初のセミナーを実施した。OBM代表の篠塚規氏が「高齢化、超高齢化の進む時代において、旅行の新たなモデルになるのではないか」と、旅行会社に対し「障がい者を含む旅行」への積極的な取り組みを訴えた。篠塚氏によると、障がい者を含む旅行の場合、FITで金銭面に余裕がある層がほとんど。つきそいの家族や友人を含めた需要の発生に加え、余裕のある行程やホテル、航空座席が必要となるため、消費額増が見込める。さらに、旅行への意欲が高い彼...