休暇分散化、産業界も賛成姿勢−第2回会合、慎重意見も
観光立国推進本部は3月3日、休暇分散化ワーキングチームの第2回会合を開催し、産業界からヒアリングをおこなった後、議論を展開した。座長を務める国土交通副大臣の辻元清美氏は冒頭、「休みをずらすことで多くの人が旅行に行きやすくなる。ただし産業界や教育界などに影響を与えることになるので、意見をもらいつつ進めたい」と挨拶し、忌憚ない意見交換を実施することで実効的な制度をめざす考えを示した。会合ではまず、事務局長である国土交通大臣政務官の藤本祐司氏が休暇分散化パターンを提示。休日を増やすのではなく分散させること...