国際線1社体制も「選択肢」−前原大臣、2社競争の基本認識は変更なし

  • 2010年1月25日

国土交通大臣の前原誠司氏は1月22日の記者会見で、日系航空会社の国際線を1社に集約することを「選択肢の1つ」と言及した。前原氏は、「従来から2社体制が望ましいといってきた。国内の2社体制は堅持していかなければならないし、国際線も2社が競争していくのであれば結構なこと」とし、2社体制の堅持が基本的な考えであると説明。一方で、今回の日本航空(JL)再建は公的資金も投入しており「必ず成功させなければならない」ことから、LCCの台頭などによる競争の激化が今後予想される中で、「(3年後に)企業再生支援機構から...