年内決着めざし日米航空協議が再開催−大臣政務官は「カボタージュ」指摘
日本と米国の航空当局間協議が10月26日から29日にかけて東京で開催される。国土交通省航空局国際航空課によると、交渉の焦点は引き続き首都圏空港の発着枠とオープンスカイ。これまでに3回開催した協議で日本側は、羽田は深夜早朝枠での路線設定、成田は米国企業の持つ発着枠が過大であるとの認識から、増枠ではなく返却を要望しており、こうした考えに米国は反発。一方、オープンスカイは米国側が進める政策で、日本側は成田の発着枠について同意がなければ応じられないと主張し、物別れに終わっていた。しかし、2010年の首都圏空...