海外旅行が回復基調、燃油やインフルが沈静化、大型連休も後押し−JATA調査
日本旅行業協会(JATA)が7月下旬から8月中旬にかけて実施した旅行市場動向調査によると、現況の旅行市場のDI値(※)において国内外ともに前回よりも改善した。とりわけ、海外市場は燃油サーチャージ額の廃止や新型インフルエンザの沈静化、9月の大型連休などが影響し「やや回復」した。前回の調査では過去3番目に悪いマイナス80にまで落ち込んでいたが現況は8ポイント改善し、マイナス72にまで回復。さらに、10月以降は新型インフルエンザの流行や燃油サーチャージ額の再設定などが懸念材料であるものの、13ポイント改善...