旅行業倒産件数、8月は3件で5億7300万円−緊急保証制度の効果か

  • 2009年9月9日

東京商工リサーチ(TSR)によると、2009年8月の旅行業倒産件数は3件(前年:9件)で、負債総額は5億7300万円(前年:12億円)となった。また、宿泊業の倒産件数は7件(前年:17件)で負債総額は23億3000万円(前年:288億6300万円)。倒産件数は旅行業、宿泊業ともに前年に比べて減少し、低水準となっており、TSRでは中小企業庁の緊急保証制度の効果とみている。また、旅行業の倒産は、関西・中国地区の地方が中心であったという。なお、緊急保証制度は、中小企業庁が昨年10月末に開始したもので、原材...