上半期の出国者数は1996年以来のワースト2位−03年に次ぎ、6月は21.3%減に
日本政府観光局(JNTO)によると、2009年6月の日本人出国者数(推計値)は、前年比21.3%減の100万1000人となった。単月としては今年最大の下げ幅で、SARS禍で旅行の手控えが顕著だった03年8月の22.4%減に次ぐ落ち込みとなっている。1月から6月の上半期の累計は9.1%減の719万人で、上半期としては1996年以降、2003年に次いで2番目に少ない出国者数となった。出国者数は2007年5月から連続でマイナス推移していたが、今年は円高基調やゴールデンウィークの日並びの良さ、燃油サーチャー...