09年の出国者数予測、1520万人で変わらず−危機後はミドル層の影響強まる
財団法人日本交通公社(JTBF)が開催した海外旅行動向シンポジウムで、JTBF観光文化事業部主任研究員の黒須宏志氏は、2009年の海外旅行者数を昨年末に予測した前年比4.9%減の1520万人と同様の数値を改めて示した。今後、GDPは6%減少で推移すると仮定した場合、出国者数が08年第4四半期から09年の第1四半期の減少率で推移すると2009年は1530万人前後に、08年第4四半期から新型インフルエンザが影響した第2四半期の減少率で推移すると1450万人超となるが、第3四半期は過去の統計よりやや下回る...