教育旅行の早期回復に向け旅行会社のサポートに期待−安全対策セミナーで

財団法人全国修学旅行研究協会は7月4日、教職員を対象に「海外教育旅行安全対策セミナー」を開催した。新しい学習指導要領が提示され、教育の一環として海外へ教育旅行を実施する学校が増えてきたが、新型インフルエンザ(H1N1型)の影響により、国内外の修学旅行が相次いでキャンセルや延期となった。この現状を受け、セミナーでは「新型インフルエンザへどう対処していくか」がメインテーマとなった。講師として登壇した日本旅行医学会専務理事の篠塚規氏は、海外の先進諸国の対応を例に取りながら、日本での一連の騒動に言及した。科...